2023年 函館スプリントステークス、エプソムカップ 予想
6月11日(日) 函館11R 函館スプリントステークス
【本命】 ⑮ キミワクイーン
【所見】 能力評価は2位、血統評価は1位、騎手評価は1位。
1200Mでは5戦4連対と抜群の安定感。が、重賞での実績は物足りなく、4戦して掲示板すら1度もない有様。1200Mで唯一連対を外した1戦もG3のオーシャンステークスで、0.8秒差12着と見せ場なく終わっている。
OP特別までの馬という見方もあるだろうが、オーシャンステークス比で、相手弱化・鞍上強化が見込める上に、4歳4~6月、函館1200M、前走接戦負け、前走先行とロードカナロア産駒の得意な条件が揃っており、同じG3でもここならという感じで見ている。
ただ、15番枠は考えうる限り最悪の枠と言ってよく、ツキには見放されているかもしれない。
6月11日(日) 東京11R エプソムカップ
【本命】 ③ インダストリア
【所見】 能力評価は1位、血統評価は4位、騎手評価は1位。
もともとNHKマイルカップで2番人気に押され、0.4秒差5着と善戦するなど、早い時期から素質を示していた馬。だいぶ時間はかかったものの、前走、重賞初勝利を挙げるなど、ここにきて充実期を迎えている印象がある。
斤量面の恩恵がなくなり、ジャスティンカフェに逆転されるのでは、という見方が大勢かもしれないが、かたや充実期にあり、連勝性能が高いリオンディーズ産駒、かたや早熟傾向で、能力下降期にあるエピファネイア産駒という印象を持っており、それぞれ鞍上も変わっているので、そう単純な見方もできないのかなと。
むしろ、東京1800M巧者のモーリス産駒、マテンロウスカイが、最大のライバルなのかもしれない。